みなさまこんにちは!

エブリデイゴールドラッシュ  時計担当の宮澤です。

 

 

腕時計の誕生から1世紀あまり。

今日では多くの腕時計が誕生しています。

 

腕時計と一口に言ってもデザインから機能、素材に至るまで様々な時計があり、

私たち消費者が”本当に欲しい1本”を幅広い選択肢の中から選べる時代になりました。

 

そこで今回は時計の”素材”について紹介することでこれらの要素や特徴を知り、

時計の購入の際に一つの指針としてアドバイスができれば幸いです。

 

目次

◎ステンレススチール(SS)について

◎316Lスチール

◎904Lスチール

◎チタン

◎まとめ

 

 

ステンレススチール(SS)について

 

ステンレススチール「Stain(ステン:さび)less(レス:ない) Steel(スチール:鉄)」

 

名前の通りサビにくい特徴があります。

50%以上の鉄に12%以上のクロムやニッケルなどを含んだ

耐食性、加工性、強靭性に優れた物質で、時計のケースの素材としては一番良く使用されています。

 

 

高級時計ブランドでもSSを素材としたモデルが数多くリリースされていて、

ブランドごとにその特性も少しずつ違いがあります。

特許や登録商標もありその数はなんと200種類以上あると言われています。

その中で特に有名なものが次の二種類です。

 

 

「316Lスチール」

 

高級時計ブランドのSSモデルはほとんどこの316Lスチールを用いて

時計のケースを製造しています。

 

 

パネライ ルミノール ロゴ 44mm

 

クロムが18%以上含まれていて耐食性に優れアレルギーも少ないため、

医療用器具としても重宝されてきたものになります。

ある程度の強度がある為加工もしやすくシルバーなどに比べてきっちりと精緻(せいち)に仕上げることができるので、高級時計ブランドのSSモデルはとてもきれいです。

 

 

「904Lスチール」

 

 

 

前述の316Lスチールよりも鉄の含有量を下げ、クロムやモリブデンの量を上げることで、

耐久性、耐食性がさらに上がっています。

過酷な環境下でも物質が変化せず安定しており、研磨性も高いため磨き上げると

まるで貴金属のような美しい仕上がりになる非常に優秀なスチールです。

 

 

 

一方で欠点もあります。

それは鉄以外の成分を多くしたことでアレルギー反応が出やすくなったという点です。

また強靭な904Lスチールはまず加工の時点で相当な技術力を必要とします。

加えて素材自体が高価なこともあって904Lを使って時計を製造しているのは

ほんの一握りのブランドだけなのです。

 

 

904Lスチール仕様のロレックス オイスターケース

 

 

有名なブランドではロレックス、ボールウォッチカンパニーの二社です。

あとは日本のNAOYA HIDA & Co.ですね。

1985年にロレックスが初めて用いるようになった904Lスチールですが、

今後は加工技術の発達で徐々に他ブランドも導入していくかもしれませんね。

 

 

「チタン」

 

チタンは1970年代ごろから時計の外装に使われるようになってきました。

SSに比べると比重(体積と重さの割合)が約60%と半分近く軽く

耐食性や耐熱性に優れさびにくい性質があります。

また何といっても金属アレルギーを引き起こしにくいというメリットもあります。

 

ウブロ ビッグバン メカ10 チタニウム

 

軽量で丈夫と良いことづくめですが一方で切削(けずり)やプレス加工は難しく、

316Lスチールよりお値段が高価になる傾向があります。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は時計に使われている素材でも良く使われている物を選んで紹介させて頂きました。

用途や好み、素材の特性で素材を選ぶと時計の面白さが深まります。

次回は今日紹介できなかった貴金属を使った時計などを紹介しようと思います。