みなさまこんにちは!

エブリデイゴールドラッシュ  時計担当の宮澤です。

 

 

近年様々な時計が誕生しています。
雑誌でもたくさんの新作時計の情報が取り上げられていますが
その中で必ず書いてある項目があります。

 

「防水性能」

 

気圧防水、〇m防水など様々な表記があります。
この表記は時計にとってとも大切なものなのです。

本日は時計の防水性能についてお話ししていきたいと思います。

 

 

左:オメガ シーマスター コーアクシャル 21230362001001

右:オメガ プラネットオーシャン 22232465001001 

 

文字盤に表記されているモデルもあれば裏蓋に刻印されている物もあります。

 

 

目次

◎防水性能とは?

◎防水性能はどうして大事?

◎防水性能はどこで分かるの?

 

◎表記の違いについて

 

 

・防水性能とは?

 

 

 

読んで字のごとく、水を防ぐための性能です。
時計は精密機械です。

時計を動かすムーブメントには様々な部品が使われています。
その部品はデリケートですので傷や衝撃、水や磁力を受けると動かなくなってしまったり
しっかり時間を表示できなくなってしまいます

そこで外部からの脅威からムーブメントを守るためケースや風防、裏蓋などのパーツで
ムーブメントを覆っています。

 

 

 

 

CASIO G-SHOCK FACE BOOKより

 

パーツやパーツ同士の組み合わせ、構造などでどれだけ水に強いのか?

それを数字で表したものが表記されている防水性能です。

 

・防水性能はどうして大事?

 

 

私たちは普段生活している中で水はどこにでもあります。
生活用水、雨、川や海辺、汗など水に囲まれて暮らしています。

水は生活に欠かせないとても大切なものですが、
一方で物を腐食させたり劣化させる力も持っています。
またわずかな隙間からでも水は通ることができてしまいます。

 

もし時計に水が入ると・・・

時計の中のムーブメントがさび付いたり、文字盤に腐食が出たり、風防に結露が見られたりと大変な事態になります。
キチンと時刻を刻まなくなり、場合によっては壊れてしまいます。

修理にも大変な費用が掛かるため水は昔から腕時計の天敵でした。

腕時計を作るとき、そして着用する際に防水性能は常に意識しなければいけないものの一つなのです。

 

 

・防水性能はどこで分かるの?

 

 

防水性能が時計にとって大切なものだということはお分かりいただけたと思います。
その防水性能ですが時計ごとに防水性能は様々なのです。

水にとても強い時計もあれば、少し雨が降っただけでも水が入ってしまう時計もあります。
私たちは自分の時計がどれほど水に強いかを知っておく必要があります。

では時計の防水性のはどこに書いてあるのでしょう?

それは時計の文字盤、または裏蓋に刻まれています。
また表記が無くても説明書やブランドのwebページに防水性能がしっかり明示されています。

お気に入りの時計を故障から守るためにもこういった情報は目を通しておくことをお勧めします。

・表記の違いについて

 

ところで時計の雑誌や実物を見て「おや?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

ある時計は”〇気圧防水”である時計は”〇m防水”とあります。
この表記の差は何でしょう?

 

10BAR表記=10気圧防水

まず時計の防水性能の1気圧=水深10m相当になります。
水に潜って深さが10m増すごとに1気圧加わります。

ただし10気圧防水=100m防水ではありません!

気圧表示とm表示には明確な違いがあります。

気圧防水

例で20気圧防水の時計があるとします。

この時計は水深200m地点の水圧に耐えられるように作られています。
ただし、正常に機能するかどうかの保証はありません。

m防水

こちらも例で200m防水の時計があるとします。

この時計は水深200mの水圧の1.25倍(水深250m相当の水圧)に耐えられる構造です。

ちなみにですが実際に表記通りの水深で時計を使うことは推奨されていません
なぜならば海などでは海流などがあり、その深さの水圧以上の圧力が時計にかかるためです。
表記はあくまで水圧以外の力が加わらない状況下での限界なのです。

日本では気圧表記の時計は「防水時計」とされていて、m表記の時計は「潜水時計」となっています。
次回は時計の防水性能ごとの特徴をお伝えできればと思います。

 

 

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