みなさんこんにちは!! ゴールドラッシュさいたま見沼店の戸室です。

皆さんはジュエリーショップなどでキャッツアイという文字を目にしたことがあると思います。

ですが、驚くべきことにキャッツアイという種類の石は存在していません。

 

では、キャッツアイとは何なのか?

実は、宝石をカットしたときに現れる特殊な効果を指す言葉なんですね。

詳しく見ていきましょう。

 

 

~目次~

・キャッツアイとは

 

・キャッツアイが見られる石

 

・おすすめ中古ジュエリー

 

 

 

・キャッツアイとは

 

普段から皆さんがキャッツアイとして慣れ親しんでいるものは、さまざまな色の宝石で表面に一本の光が浮かんでいると思います。

視線を動かすと光も動きまるで3D映像のようですが、あれはいったい何なのでしょうか?

 

秘密はキャッツアイのあの丸い形状と、宝石の含有物(がんゆうぶつ)にあります。

宝石を丸い山形に削るカッティングをカボションカットと呼ぶのですが、そうしたとき宝石内の含有物(がんゆうぶつ)が針の様に一列に連なっていると表面に一本の光が姿を表すことがあります。

表面の丸い加工がレンズの働きをして含有物(がんゆうぶつ)に反射した光が一線に集中し、猫の目のような線に見えるのです。

実はキャッツアイとはこの現象を指す言葉で、転じてキャッツアイの見られた宝石をまとめて”キャッツアイ“と呼ぶようになったわけです。

なので、あるひとつの宝石の種類を指す言葉ではないんですね♪

・キャッツアイが見られる石

 

キャッツアイの効果が見られる主な石はクリソベリル、オパール、トルマリンなどです。

そして通常キャッツアイと呼ばれる宝石はクリソベリルを指します。

正しい名称はクリソベリルキャッツアイ、宝石の名前の後にキャッツアイをつけるんですね♪

オパールに光の線が見えたらオパールキャッツアイ、トルマリンならトルマリンキャッツアイです。

・おすすめ中古ジュエリー

 

さて、キャッツアイの仕組みと、それが見られる石について説明したところで本日私がおすすめさせていただくのはこちら。

https://item.rakuten.co.jp/auc-everydaygoldrush/4000022801200013/

 

 

めずらしいネフライトのキャッツアイです。

このネフライトという宝石は昔の中国で武器として使われていたこともあるくらい丈夫な宝石なのですが、二種類の繊維状(せんいじょう)の結晶が集合した構造(こうぞう)をしておりキャッツアイの効果が表れるのは稀(まれ)です。

 

・まとめ

 

キャッツアイは宝石の名前ではなく、カッティングによって宝石の表面に表れる特殊な効果の呼び方です。

この効果が現れる宝石は種類が限定されており、クリソベリルが一般的です。