皆様こんにちは。

コンシェルジュの山川です!

エンゲージリングやマリッジリングなど、ジュエリーで

よく使用されている数々の宝石たち。

その各宝石にも神話や物語が存在しています。

今回は宝石の物語 第二弾 という事で2月の誕生石でもある【アメシスト】についてお話させて頂きます。

 

目 次

1.アメシストの意味

2.アメシストの物語

3.まとめ

アメシストの意味

お話の前に、皆様はこちらの記事はもう読まれましたでしょうか?

アメシストの【石言葉・性質】についてコンシェルジュの今野が書いておりますので、

是非こちらの記事もご覧いただければと思います。

さて、アメシストの由来についてなのですが、

ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味の【amethystos】から来ています。

古代ギリシャでは『アメシスト』でワインカップを作り、このカップで飲むと酩酊しないと信じていたそうです。

なぜ、酩酊しないと信じられてるのでしょうか?

アメシストの物語

こちらの記事ではギリシャ神話のお話を元に紹介させて頂きます。

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豊穣とワインの神『ディオニューソス』が、今から最初に出会った人をお供の虎に

襲わせようとしていました。

ちょうどそこに通りかかったのが、月の女神の女官『アメシスト』だったのです。

それを救うため月の女神である『アルテミス』は『アメシスト』を水晶へと化身させ、虎から救いました。

ディオニューソス』が葡萄酒をその水晶に注ぐと、それはたちまち

比類のない美しい紫色に変わり紫色の宝石が生まれました。

その宝石が『アメシスト』と呼ばれるようになった。

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といわれています。

※この話には諸説ございます。

 

 

 

 

 

この話により『アメシスト』は悪酔いを防ぐ石として、また邪悪な欲望から精神を守る石として、

キリスト教などでは司教石として十字架やロザリオ、指輪に用いられてきました。

また、紫色は高貴、威厳のある色とされていましたので、純真さ・信心深さの象徴ともされ、王族や

貴族階級に好まれた石でもあるそうです。

余談ではありますが、レオナルド・ダ・ヴィンチも好んだ石のようで

「アメシストは邪悪な想念を霧散させ、知性の働きを活発にする」と言葉を残していたとか。

ま と め

いかがでしたでしょうか?

普段ジュエリーなどで目にする宝石たちにも、一つ一つ物語があります。

石言葉や、名前の由来などを知っているだけで、これまでよりもより宝石を楽しむ事が

出来ると思います。

閲覧者様自身の誕生石からでも、物語を知って楽しんで頂ければと思います。