みなさんこんにちは~。商品センターの陸です。

 

今月は、クリスマス♪スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けの上映にも楽しみにしていますよね!スターウォーズが好きな人は絶対「ジェダイの騎士」を知っています。実は、「ジェダイの騎士」と呼ばれている宝石もあります。それは、スピネルの一種、Jedi spinelです。

すべでのスピネルが「ジェダイの騎士」と呼べるわけではなく、「vivid pink」と鑑別されたスピネルだけが「ジェダイの騎士」と呼ぶにふさわしいです。

スピネルにもいろいろな魅力があります。

 

では今回、スピネルについてお話したいと思います。

目次

1、スピネルの紹介と産地

2、黒太子のルビー

3、ルビーとスピネルの区別について

 

1、スピネルの紹介と産地

スピネルは実は無処理のままで美しい色を出す、まさに宝石と呼ぶに相応しい石です。値段はルビーより安いですが、実はスピネルも希少です。

スピネルという名前は、八面体の結晶の端が尖っているためにラテン語でトゲを意味する「スピナ」または、鮮やかな赤い色合いのために火花を意味するギリシャ語「スピンタリス」のどちらかだと言われています。

スピネルの主な産地はミャンマー、ベトナム、マダガスカルとタジキスタンになります。

2、黒太子のルビー
1415年のアジャンクールの戦いでは、イギリス王ヘンリー5世は「黒太子のルビー」をはじめとする宝石で装飾された兜を着けていました。この戦いでフランス軍指揮官であったアランソン公爵がヘンリー5世の頭に戦斧で激しい一撃を加え、あやうく王は命を落とすところでした。驚いたことに、スピネルがその一撃を跳ね返し、ヘンリーは命拾いし、イギリス軍を不可能だと思われていた勝利に導いたのです。しかし、この140カラットの宝石は18世紀まではルビーとずっと思われていましたが、実はレッドスピネルです。
3、ルビーとスピネルの区別について

レッドスピネルは見た目でルビーに似ています。両者の深紅色の原因はクロムという成分と認められていますが、レッドスピネルの赤色はルビーより濃いです。それに、レッドスピネルは単屈折で、ルビーは複屈折なので、二色鏡で確認することができます。スピネルは単屈折の石なので、多色性はありません。一方、ルビーは複屈折の石なので多色性になり、2色性を示して「赤」と「ピンク」にみえます。

まとめ

スピネルは「歴史上最も過小評価された宝石」と言われています。長い間ずっとルビーとサファイアなどと混同していましたが、スピネルも自分なりの美しさがあると思います。赤い宝石を見かけたら、スピネル、特に「ジェダイの騎士」を思い出してみたらいかがでしょうか?

 

これからも、いろいろな面白い石を皆様に紹介しますので、当社エブリディゴールドラッシュの豆知識をどんどん読みに来て下さいませ~!

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