皆様こんにちは!
今回は、”透明~ホワイトカラー”の宝石のご紹介となります♪
そして、突然ですが宝石クイズの時間です!
※記事の最後に登場した宝石の解説がございます。
分かりやすいものもありますが、写真だけだと判別難しい物もございますので…
宜しければ、遊び感覚で、ぜひトライしてみてください❀
目次
・『クリアカラー』の宝石クイズ!
・解答、解説
・最後に
下記は今回の記事に登場する宝石の<解答群>です!
ダイヤモンド | 合成モアッサナイト | フェナカイト |
ペタライト | ポルーサイト | 水晶 |
ホワイトエンスタタイト |
・第1問
左右の石の名前をそれぞれ答えよ[左: ][右: ]
・第2問
この石の名前は?[ ]
・第3問
この石の名前は?[ ]
・第4問
この石の名前は?[ ]
★ヒント…ふたご座がモデルとなった人物から名前をとられ、その後更に改名された宝石です
・第5問
この石の名前は?[ ]
・第6問
この石の名前は?[ ]
・第7問
この石の名前は?[ ]
第1問の答えは左:合成モアッサナイト、右:ダイヤモンドです!
ポイントはもちろん、この構図だと”ファイア”の強さの違いですね。
ギラギラと光り、屈折率の高さが特徴的な合成モアッサナイト。
そのため、ダイヤモンドの線が、複屈折により二重線に見えたりします。
それがダブリングと呼ばれている現象です。
拡大すると…
かなりはっきりダブリングが確認できますね~
(もやっとした、はっきりしない線がダブリングです)
第2問
2問目の答えは”水晶”でした~!
一番馴染みのある存在ですね。
一般的に水晶とは無色透明なものとされていますが、有名な紫の宝石アメシストや、黄色の宝石シトリンの仲間です。
実際に、紫水晶と呼ばれもしますね。
酸化鉄や加熱の影響、アルミや放射線…硫黄やルチルのインクルージョン。
様々な要因で、全く違う見た目へと変化する宝石です。
第3問
あまり聞き馴染みの無い宝石かもしれないですね。
Mg2Si2O6と、マグネシウム・鉄・珪酸で出来た鉱物。
モース硬度がそんなに高くなく、劈開性も持ち合わせているため、加工が難しいです。
こちらは名前に『ホワイト』とついていますが、カラーレス以外にも色のついたエンスタタイトも見つかっております。
今回は透明~白色の宝石紹介という事で、こちらを選ばせて頂きました!
第4問
こちらの宝石はペタライトでした。
化学組成は LiAlSi4O10…
リチウムを含む宝石ですが、実はこのリチウムが初めて発見されたのもこの”ペタライト”の中から!
1817年の事です。
第5問
こちらはタンビュライトでした。化学組成はCaB2(Si4O)2
なんとかつて日本でも産出されておりました!
大分や宮崎の鉱山が有名でしたが、現在は閉山しております。
モース硬度は7~7.5と、水晶と同等かそれよりも少し硬いです。
第6問
こちらはポルーサイトでした。
化学組成Cs(AlSi2)O6nH2Oと表されます。
セシウム、という貴重な元素を含む事で有名です。
第7問
こちらは『フェナカイト』という宝石でした。
化学式はBe2SiO4と表されます。ベリリウムを含む珪酸鉱物ですね。
7.5~8のモース硬度なので…
2問目で出てきた水晶よりも、モース硬度が高く、硬いという事になりますね。
ただし水晶と違って透明度が高いものはとてもレアです!
こちらのフェナカイトも、実際、完全透明というよりは、少しスモーキーな印象です。
今回はクイズ形式も交えてご紹介させて頂きました!
いかがでしたでしょうか。
透明~ホワイトカラーをした宝石も、こう見比べると面白いですね。
ぱっと見た印象だと、ダイヤやモアッサナイト以外は、中々、これだ!と判別するのが難しく…
色石の世界の奥深さが感じられますね。
個性を知って、宝石を眺めてみると、また色々な発見があるのでは無いでしょうか。
本日も最後までご閲覧頂き誠にありがとうございました。
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