自宅でできる！ダイヤモンドの簡易鑑定方法

ダイヤモンドの輝きは永遠、宝石の王様とも呼ばれ世界中の女性の憧れであり、価格も高く、高級感のある宝石として人気です。

人気があるものほど偽物が出回るのも世の常、これはダイヤモンドにも該当します。
ご自身で購入したものだけではなく、プレゼントされたダイヤモンドが調べてみたら偽物だったというケースも少なくはありません。

今回は、ご自宅でできるダイヤモンドの簡単な見分け方をご紹介します。

・ダイヤモンドの偽物は偽物じゃない？

人工ダイヤモンド

キュービックジルコニア

・ダイヤモンドの見分け方

息を吹きかける

冷蔵庫で冷やす

紙に線をかき見え方を確かめる。

・まとめ

ダイヤモンドの偽物は偽物じゃない

通常よりも安価で売られているジュエリーなどは、ダイヤモンドの代替品としてダイヤモンドは別の石をジュエリーに装着して販売されているケースが多く、ダイヤモンドであるという刻印や刻印や証明もない為偽物とは言えません。

使用されている石の代表的なものはキュービックジルコニアですが、近年では人工ダイヤも増えており、他にもモアッサナイト、ホワイトサファイヤなども使用されています。

・人工ダイヤモンド

炭素を主成分として人工的に作られたダイヤモンドです。鑑定士でも見分けるのが難しいといわれるほどです。人工的なので内包物もなく綺麗な結晶が出来上がります。

・キュービックジルコニア

輝きや硬さをダイヤモンドににせた人工宝石です。
ダイヤモンドに比べると少々柔合いのですが、色、大きさ、透明度をコントロールでき、大量生産が可能です。

ダイヤモンドの見分け方

・息を吹きかける

ダイヤモンドの熱伝導率は非常に高いため、息を吹きかけるとその熱は直ぐに奪われ曇りはすぐに消えます。
キュービックジルコニアやモアッサナイトなどは熱伝導率がダイヤモンドに比べると低いため曇りが消えるまで時間がかかります。

・冷蔵庫で冷やす

これもダイヤモンドの熱伝導率のたかさえお利用したもので、冷蔵庫で冷やされた本物のダイヤは取り出すことですぐに元の温度に戻ろうとします。また、曇りもキュービックジルコニアやモアッサナイトと比べると残りません。
目安として３〜５分ほど冷蔵庫で冷やし、取り出してすぐに触った温度を確かめてみましょう。
本物のダイヤモンドは冷やす前の温度に戻ろうとするのでそこまで冷たく感じません。

・紙に線を書き見え方を確かめる

紙にペンで直線を引いてその上にダイヤモンドの平らな部分をのせ、ダイヤモンドを通して線を確認しましょう。
本物のダイヤモンドの場合は光の屈折率が高く線は見えなくなります。線がはっきり見えたらそれはダイヤモンドではありません。